根管治療中の仮蓋が取れたら?どのくらい取れたら歯医者へ行くべき?|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

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根管治療中の仮蓋が取れたら?どのくらい取れたら歯医者へ行くべき?

根管治療中の仮蓋が取れたら?どのくらい取れたら歯医者へ行くべき?|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

根管治療中の仮蓋が取れたら?どのくらい取れたら歯医者へ行くべき?

こんにちは。学芸大学駅東口より徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。

根管治療中の患者さまから、

「仮蓋が少しすり減ってきたけれど大丈夫?」
「次の予約まで待ってもよい?」
「どのくらい取れたら歯医者へ行くべき?」

といったご質問をいただくことがあります。

結論からお伝えすると、仮蓋の表面が少しすり減っただけで、歯の中に穴が見えていなければ、緊急の処置を必要としない場合もあります。

一方、仮蓋が大きく取れて穴が見える、食べ物が入り込む、痛みや腫れがある場合は、次回の予約を待たず、治療を受けている歯科医院へご連絡ください。

根管治療中の「仮蓋」とは?

根管治療では、歯の内部にある感染した神経や細菌を取り除き、根管内の清掃と消毒を行います。

治療が複数回にわたる場合、次回の治療まで歯に開けた穴を一時的にふさぐために使用するのが「仮蓋(かりぶた)」です。

仮蓋には、主に次のような役割があります。

▶歯の内部へ唾液や細菌が入るのを防ぐ

▶根管内に入れた薬剤を保護する

▶食べ物や外部からの刺激を防ぐ

▶治療中の歯を保護する

仮蓋は最終的な詰め物ではなく、次回の治療時に取り外すことを前提とした材料です。そのため、食事や歯磨きなどによって、表面が少しずつすり減ることがあります。

仮蓋は、どのくらい取れたら受診した方がよい?

「何割取れたら受診する」という明確な基準はありません。

使用している材料や仮蓋の厚み、残っている歯の形、根管治療の進み具合によって判断が異なるためです。

ご自身で何ミリ取れたかを判断するよりも、次のような状態があるかを確認してください。

表面が少しすり減っただけの場合

仮蓋の表面が少し削れたり、小さなかけらがポロポロと取れたりしても、奥に仮蓋が残っていて穴が見えなければ、すぐに問題が生じるとは限りません。

舌で触った感覚が治療直後と変わっただけで、仮蓋がすべて取れているとは限らないため、慌てずに状態を確認しましょう。

ただし、見た目では判断しにくいこともあります。次回の予約まで期間がある場合や、ご心配な場合は治療中の歯科医院へお問い合わせください。

大きく欠けた・深くへこんだ場合

次のような状態がある場合は、次回の予約を待たず歯科医院へ連絡しましょう。

・大きなかけらが取れた

・舌で触ると深くへこんでいる

・食べ物が入り込む

・噛むと違和感や痛みがある

・仮蓋が残っているか分からない

仮蓋の一部が残っているように見えても、歯の内部を十分に封鎖できていない可能性があります。

仮蓋が完全に取れて穴が見える場合

仮蓋が完全に取れ、歯の中に穴が見える場合は、その日のうちに治療中の歯科医院へ電話で連絡してください。

すぐに受診できるかどうかは歯の状態や予約状況によって異なりますが、次の予約まで自己判断で放置せず、歯科医院の指示を受けることが大切です。

神経を取り除いた歯では、仮蓋が取れても痛みを感じないことがあります。痛みがないから大丈夫とは限りません。

痛みや腫れがある場合は早めにご連絡ください

仮蓋が取れたことに加えて、次のような症状がある場合は、早めの診察が必要です。

・痛みが次第に強くなっている

・噛むと強く痛む

・歯ぐきや頬が腫れている

・膿が出る、または嫌な味がする

・発熱している

・治療前にあった症状が再び現れた

顔の腫れが急速に広がる、飲み込みにくい、息苦しいといった症状がある場合は、診療時間外であっても休日診療や救急医療機関への相談をご検討ください。

仮蓋が取れたときの応急対応

歯科医院を受診するまでの間は、次のことに注意してください。

・治療中の歯ではなるべく噛まない

・硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける

・歯ブラシは強く当てず、周囲をやさしく磨く

・食べ物が入った場合は、軽くうがいをする

・お口の中をできるだけ清潔に保つ

ガム、キャラメル、お餅、グミなどの粘着性がある食品や、ナッツ、氷、硬いせんべいなどは仮蓋が外れる原因になるため控えましょう。

自分で仮蓋を詰め直してもよい?

ご自身で穴の中を触ったり、詰め直したりすることは避けてください。

特に、次のような対応は行わないでください。

・爪楊枝などで穴の中を触る

・ティッシュや綿を詰める

・取れた仮蓋を押し戻す

・市販の接着剤で付ける

・自己判断で市販の仮詰め材を入れる

歯の内部に異物や細菌を押し込んでしまう可能性があります。

仮蓋だけ付け直してもらえますか?

歯の状態によっては、仮蓋を付け直す処置のみで済む場合もあります。

ただし、歯の内部に食べ物や唾液が入っていないか、感染や歯の破折が起きていないかを確認してから判断します。

必要に応じて歯の内部を洗浄・消毒したうえで、新しい仮蓋をすることがあります。そのため、「仮蓋だけを付け直す」と事前に確約することはできません。

他院で根管治療中の場合はどうすればよい?

ほかの歯科医院で根管治療を受けている場合は、まず治療を担当している歯科医院へご連絡ください。

根管治療の進み具合や使用している薬剤など、これまでの治療内容を把握している歯科医師に確認してもらうのが基本です。

休診などで連絡がつかず、強い痛みや腫れがある場合は当院へお電話でご相談ください。ただし、治療内容が確認できない場合には、診察や応急処置のみとなることがあります。

当院で根管治療中の患者さまへ

当院で根管治療を受けている方で、仮蓋が取れた・すり減った可能性がある場合は、お電話にて現在の状態をお知らせください。

「どのくらい取れたか分からない」という場合も、そのままお伝えいただいて構いません。

診療状況や症状を確認したうえで、受診時期をご案内いたします。

※予約状況により、当日の診察が難しい場合やお待ちいただく場合があります。
※状態によっては応急処置のみとなる場合があります。

玄和堂歯科診療所
電話:03-6452-3882
診療時間:9:30~13:00/14:30~18:30
休診日:火曜・金曜・祝日

まとめ

仮蓋の表面が少しすり減っただけで、穴が見えず、痛みや腫れもなければ、緊急の処置を必要としない場合があります。

一方で、仮蓋が大きく取れた、歯の中に穴が見える、食べ物が入り込む、痛みや腫れがある場合は、次回の予約を待たず治療中の歯科医院へご連絡ください。

仮蓋が残っているかどうかは、ご自身では判断しにくいこともあります。迷った場合は、取れた量にかかわらず歯科医院へ確認しましょう。

当院の根管治療については、以下のページもご覧ください。

根管治療(歯の根・神経の治療)について
初めての方へ・急な症状がある場合

本記事は、根管治療中の仮蓋に関する一般的な歯科情報としてまとめたものです。実際の状態や必要な処置は患者さまごとに異なります。症状がある場合や判断に迷う場合は、治療を受けている歯科医院へご相談ください。

よくあるご質問

Q1. 根管治療中の仮蓋が少しすり減りました。大丈夫ですか?

表面が少しすり減っただけで、歯の中に穴が見えず、痛みや腫れもなければ、緊急の処置を必要としない場合があります。ただし、見た目では判断しにくいため、心配な場合や次回予約まで期間がある場合は治療中の歯科医院へご連絡ください。

Q2. 仮蓋はどのくらい取れたら歯医者へ行くべきですか?

取れた割合ではなく、穴が見える、深くへこんでいる、食べ物が入り込む、大きなかけらが取れたといった状態を目安にしてください。このような場合は次回の予約を待たず、歯科医院へ連絡しましょう。

Q3. 仮蓋が取れても、痛くなければ次の予約まで待ってよいですか?

神経を取り除いた歯では、仮蓋が取れても痛みを感じないことがあります。痛みの有無だけでは判断せず、穴が見える場合や仮蓋が完全に取れた場合は、次回予約を待たず歯科医院へご連絡ください。

Q4. 仮蓋だけ付け直してもらえますか?

仮蓋を付け直す処置だけで済む場合もあります。ただし、歯の内部への食べ物や唾液の侵入、感染、歯の破折などを確認し、必要に応じて洗浄や消毒を行ってから新しい仮蓋をします。

Q5. 他院で根管治療中ですが、仮蓋だけ診てもらえますか?

まずは根管治療を受けている歯科医院へご連絡ください。休診などで連絡がつかず、強い痛みや腫れがある場合は当院へお電話でご相談ください。治療内容が確認できない場合は、診察や応急処置のみとなることがあります。

Q6. 仮蓋が取れた場合、当日診てもらえますか?

まずはお電話で状態をお知らせください。症状や当日の診療状況を確認してご案内します。予約状況によっては当日の診察が難しい場合や、お待ちいただく場合があります。

 

玄和堂歯科診療所 院長 寺師史峰

監修|院長

寺師 史峰

本記事は、【根管治療中の仮蓋】について、一般的な歯科情報としてまとめたものです。 症状やお口の状態により必要な対応は異なりますので、痛み・穴が大きい・しみて何も食べられないなどの症状がある場合は歯科医院へご相談ください。

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