
口内炎が治らない、舌や歯ぐきに白い・赤い部分がある、口の中のできものが気になる方へ。口腔粘膜疾患について分かりやすい動画とともに解説。学芸大学駅徒歩2分の玄和堂歯科診療所では、口腔粘膜の異変についてもご相談いただけます。
こんにちは。学芸大学駅徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
当院では最近、 「口内炎がなかなか治らない」「舌にできものがある」「口の中に白いところがある」 といった、お口の粘膜に関するご相談をいただくことがよくあります。
むし歯や歯周病とは違い、 「これって歯医者さんに相談していいの?」 「痛くないから、しばらく様子を見ても大丈夫?」 と迷われる方も少なくありません。
今回は、そんな方にぜひ一度ご覧いただきたい 口腔粘膜疾患についての分かりやすい動画をご紹介しながら、 お口の中で気をつけていただきたい変化についてお話しします。
お口の中を、鏡でじっくり見たことはありますか?
毎日鏡を見ていても、意外と見ていないのが「お口の中」です。
歯は見ていても、舌の横、頬の内側、歯ぐき、唇の内側などを じっくり観察する機会はあまりないのではないでしょうか。
お口の粘膜には、口内炎のように自然に治っていくものから、 経過観察や治療、詳しい検査が必要になるものまで、さまざまな変化が現れます。
口腔粘膜疾患について分かりやすい動画をご紹介します
口の中の粘膜に起こるさまざまな変化について、 とても分かりやすく紹介されている動画です。
動画:口腔粘膜疾患についての解説
「口内炎だと思っていた」で終わらせないために
口の中にできものを見つけたからといって、 すぐに重大な病気を意味するわけではありません。
口内炎のように自然に治っていくものもあれば、 歯や入れ歯などによる刺激、感染症、炎症など、 さまざまな原因によって粘膜に変化が起こることがあります。
一方で、見た目だけでは判断しにくい病変もあります。
特に大切なのは、 「痛くないから大丈夫」とは限らないということです。
口腔がんでも、初期には痛みや出血がほとんどなく、 「口内炎だろう」と思ってそのままになってしまうことがあります。
こんな変化が続いていませんか?
- 口内炎やただれがなかなか治らない
- 以前にはなかった白い部分・赤い部分がある
- 舌や歯ぐき、頬の内側にできものがある
- 触ると硬く感じる部分や、しこりがある
- 腫れが続いている、または少しずつ大きくなっている
- 同じところから出血することがある
- 痛みはないけれど、以前と何か違う
こうした変化があるからといって、 必ず病気があるというわけではありません。
ただ、「いつもと違う状態が続いている」ことは、 歯科医院へ相談するひとつのきっかけになります。
「2週間治らない」は、ひとつの受診の目安
「口内炎はどのくらい治らなかったら受診したほうがいいですか?」 というご質問もよくあります。
一般的には、長引く口内炎や粘膜の変化は一度確認してもらうことが大切です。 口腔がんについても、なかなか治らない口内炎や、 粘膜の赤色・白色への変化、ただれ、しこりなどが 受診のきっかけとなる症状として知られています。
また、「2週間経つまでは受診しなくてもよい」という意味でもありません。
大きくなっている、硬く感じる、出血する、強い痛みがあるなど、 気になる変化があれば期間にかかわらずご相談ください。
「口の中が白い」だけでも原因はさまざまです
「鏡を見たら、舌や頬の内側が白くなっていました」 というご相談もあります。
口の中が白く見える原因はひとつではありません。
たとえば、口腔粘膜に白い病変がみられる白板症や、 口腔カンジダ症など、さまざまな病気があります。 また、歯や入れ歯などによる慢性的な刺激が関係することもあります。
インターネットで似た写真を探しても、 写真だけでご自身のお口の状態を判断することは困難です。
「いつからあるのか」 「大きさや色が変化しているか」 「痛みや出血があるか」 などを確認したうえで、歯科医師にご相談ください。
ときどき鏡で「歯以外」も見てみましょう
口の中は、ご自身でも比較的確認しやすい場所です。
歯みがきのあとなどに、ときどき鏡を使って、 歯だけではなくお口の粘膜も見てみる習慣をつけてみてください。
- ✔舌の表面と左右の側面
- ✔歯ぐき
- ✔頬の内側
- ✔唇の内側
- ✔上あご
- ✔舌の下
毎日細かく確認する必要はありません。
ときどき見ておくことで、 「前にはなかったものがある」「いつもと違う」 という変化に気づきやすくなります。
玄和堂歯科診療所では口腔粘膜のご相談にも対応しています
歯科医院は、むし歯や歯周病だけを診る場所ではありません。
玄和堂歯科診療所では、 口内炎、舌・歯ぐき・頬の内側などのできもの、 口腔粘膜の色や形の変化についても診察しています。
診察の結果、必要と判断した場合には、 病変の一部や組織を採取して詳しく調べる 病理組織検査を行うことがあります。
また、さらに詳しい検査や専門的な治療が必要と判断した場合には、 適切な医療機関へご紹介します。
「こんな小さなできもので受診していいのかな?」 と迷われる必要はありません。
以前にはなかったものがなかなか治らない。
少しずつ大きくなっている。
色や形が変わってきた。
そのような変化が気になる場合には、一度ご相談ください。
定期検診のときにも、気になる場所を教えてください
ご自身では見えにくい場所もあります。
定期的に歯科医院を受診することには、 むし歯や歯周病だけではなく、 普段自分では気づきにくいお口の中の変化を確認する という意味もあります。
「少し前から舌の横が気になっています」
「ここだけ白いような気がします」
「何か月も前から小さなできものがあります」
そんなことでも、診察の際に遠慮なくお伝えください。
ときどき鏡で、お口の中を見てみる。
そして「いつもと違う」が続いたら、一度相談する。
それも大切なお口の健康管理のひとつです。
※本記事は、口腔粘膜疾患について一般的な情報をご紹介するものであり、 個々の症状について診断するものではありません。 お口の中の異変にはさまざまな原因があります。 気になる症状がある場合には、歯科医師・歯科口腔外科等へご相談ください。
この記事を監修した歯科医師
玄和堂歯科診療所 院長 寺師 史峰
口腔外科を含む歯科診療に携わり、口腔内のできものや粘膜疾患についても診察しています。 必要に応じて病理組織検査や専門医療機関への紹介を行っています。

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