
目次
突然の痛みや違和感…それ、歯根破折かもしれません
こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
「噛むとピリッと痛む」
「歯ぐきが腫れたり、違和感が続いている」
「治療した歯なのに、最近おかしい気がする」
このような症状がある場合、歯根破折(しこんはせつ)が関係している可能性があります。
歯根破折とは?
歯根破折とは、歯の根の部分にヒビや割れが入ってしまう状態を指します。 歯の表面からは分かりにくく、レントゲンでもすぐに確認できないことがあるため、見逃されやすいトラブルの一つです。
特に、過去に神経を取る治療(根管治療)を行った歯は、歯の内部がもろくなりやすく、歯根破折が起こるリスクが高いとされています。

歯根破折でよく見られる症状
歯根破折は、むし歯のように分かりやすい症状が出ないこともあります。
・噛んだときだけ痛みが出る
・歯ぐきが繰り返し腫れる・膿が出る
・違和感が長く続く
・治療した歯なのに、調子が悪い
これらの症状は、歯周病や根の先の炎症と似ているため、歯根破折と気づかれないまま治療が続いてしまうこともあります。
歯根破折はなぜ起こるの?
歯根破折が起こる原因には、いくつかの要因が重なっていることが多いです。
・神経を取ったことで歯がもろくなっている
・強い噛みしめや歯ぎしり
・被せ物や土台に強い力がかかっている
・長年使ってきた歯への負担の蓄積
日常生活の中で少しずつ負担が積み重なり、ある日突然症状として現れることも少なくありません。
「抜歯しかない」と言われることが多い理由
歯根破折は、割れ方や位置によっては、歯を残すことが難しい場合があります。
そのため、「抜歯が必要」と説明されるケースが多いのも事実です。
ただし、すべての歯根破折が同じ対応になるわけではありません。 破折の範囲や状態によっては、経過観察や条件付きで保存を検討する場合もあります。
玄和堂歯科診療所での考え方
当院では、歯根破折が疑われる場合は以下のように診断・ご説明を行っています。
・症状や経過を丁寧に伺う
・レントゲンや必要に応じた検査を行う
・考えられる選択肢を分かりやすくご説明する
・抜歯すべき状態であればその必要性をご説明する
「すぐに決断しなければならない」「一方的に治療を進められる」ことはありません。
ご本人が納得できる形で治療方針を考えることを大切にしています。
違和感を感じたら、早めの相談を
歯根破折は、早期に気づくことで症状の悪化を防げる可能性があります。 「様子を見ていたけれど、やっぱりおかしい気がする」 そんなときは、無理に我慢せずご相談ください。
歯根破折と歯周病の違いについて
歯根破折と歯周病は、症状が似ているため混同されやすい疾患です。 しかし、原因や治療の考え方は大きく異なります。
歯周病の場合
歯周病は、歯の周りに付着したプラーク(細菌)によって歯ぐきや骨が炎症を起こす病気です。
✔歯ぐきが全体的に腫れる
✔歯みがき時に出血しやすい
✔複数の歯に同様の症状が見られることが多い
原因が細菌であるため、クリーニングや歯周病治療によって改善が期待できます。
歯根破折の場合
歯根破折は、歯の根にヒビや割れが生じる構造的なトラブルです。
✔特定の1本だけに症状が出ることが多い
✔噛んだときだけ痛む
✔同じ場所が何度も腫れる
細菌感染がきっかけで症状が出ますが、原因は「歯の割れ」そのものにあるため、 歯周病治療だけでは改善しないことがあります。
症状が似ているからこそ、見極めが大切です
歯周病と歯根破折では、必要な対応がまったく異なります。 そのため、症状や経過を丁寧に確認しながら診断することが重要です。
「歯周病の治療を続けているのに良くならない」 「同じ歯ぐきが何度も腫れる」 といった場合は、歯根破折の可能性も含めて確認する必要があります。
まとめ
突然の痛みや違和感の背景には、歯根破折が隠れていることがあります。 分かりにくいトラブルだからこそ、丁寧な診査と説明が大切です。
学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所では、 不安を抱えたままにならないよう、患者さまのお話を伺いながら診療を行っています。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
📞 ご予約・お問い合わせ:03-6452-3882
よくある質問(FAQ)
Q1. 歯根破折はレントゲンですぐ分かりますか?
A. 歯根破折は、割れ方や位置によっては通常のレントゲンでは分かりにくいことがあります。症状や経過を含めて総合的に判断することが大切です。
Q2. 歯周病と診断されていますが、歯根破折の可能性もありますか?
A. 症状が似ているため、歯周病と歯根破折が区別しにくい場合があります。歯周病治療を続けても改善しない場合は、歯根破折の可能性を確認することがあります。
Q3. 歯根破折は必ず抜歯になりますか?
A. 破折の位置や状態によって対応は異なります。すべてが抜歯になるわけではなく、状況に応じて選択肢をご説明しています。
Q4. 痛みがない場合でも歯根破折は起こりますか?
A. はい。歯根破折は初期には強い痛みが出ないこともあり、違和感や歯ぐきの腫れとして気づく場合もあります。

監修|院長
寺師 史峰
本記事は、歯根破折(歯の根にヒビや割れが入る状態)について、一般的な歯科情報としてまとめたものです。 症状やお口の状態により必要な対応は異なりますので、痛み・腫れ・噛むと痛いなどの違和感がある場合は歯科医院へご相談ください。
▶ 院長プロフィールを見る

WEB予約




