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こんにちは。学芸大学駅東口の玄和堂歯科診療所です。
寒い日と温かい日が交互に訪れるこの季節。**二十四節気では3月6日は「啓蟄(けいちつ)」**と呼ばれ、虫たちが土の中から目を覚まし始める「春の始まり」を意味します。
この時期は虫だけでなく、ウイルスや細菌も活発になる季節。最近ではノロウイルスなどの感染症の話題もよく耳にしますよね。
そこで本日は、当院の薬膳マイスターの資格を持つスタッフより、春の「粘膜ケア」に役立つ薬膳食材をご紹介いたします。
■ 春は「うるおい」と「気」の巡りがカギ!
春は季節の変わり目で、口や鼻の粘膜が乾燥しやすく、ウイルスの侵入を許しやすい時期です。
この粘膜を守るためには「うるおい」を保つことが非常に重要です。
加湿器の使用やこまめな水分補給に加えて、毎日の食事から体の内側にも潤いを届けることが大切です。
■ 「気」を補い、巡らせて、粘膜を強化!おすすめの薬膳食材
◎「気」を補う定番食材:鶏肉と卵
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鶏肉:胃腸を温め、消化吸収を助けながら、全身に「気」を補う力を持つ食材。疲れやすい方や、体力をつけたいときにぴったり。
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卵:うるおいと血を補い、身体を内側から潤してくれる食材。貧血気味の方や、精神的に元気が出ない方にもおすすめ。
どちらもご家庭に常備されている食材なので、手軽に薬膳を取り入れる第一歩にぴったりです。
◎「気」を巡らせる香りの食材
春は「気」の流れが滞ることで、なんとなくイライラしたり、疲れやすくなる方も多い季節です。
そんな時には、香りで気の巡りを促す食材が効果的。
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柑橘類(ゆず・レモン・みかんなど)
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大葉(しそ)
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三つ葉
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セロリ
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桜の葉(桜餅などに使用)
これらの香り豊かな食材は、気の巡りをよくして、ストレスの緩和や春の不調を和らげる効果が期待できます。
■ 口腔内の健康も“粘膜”がカギ!薬膳で予防を
玄和堂歯科診療所では、口腔内の健康管理に加えて、季節や体質に合わせた食事アドバイスも積極的に行っています。
「口の乾燥が気になる」「免疫力を高めたい」といったお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
春を健やかに過ごすためにも、毎日の食事に薬膳の知恵を取り入れて、粘膜と免疫力をしっかり守りましょう。
📍玄和堂歯科診療所(公式サイトはこちら)
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住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-16-18 ASAX学芸大学ビル(旧鷹番Kビルディング)303号室
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診療日:月・水・木・土・日(火曜・金曜・祝日は休診)
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