学芸大学東口にある玄和堂歯科診療所でございます。
空気が乾燥してまだまだインフルエンザやCOVIDなど感染症の流行が続きそうですね。
さて本日は薬膳マイスターのスタッフより、食べ物から考える冬の養生をお伝えいたします。
冬の養生でまず大切なのは寒さから身を守ること、そしてこれからやってくる春以降元気に過ごすための「腎」を補うことです。
■寒さから身を守るのにおすすめの食べ物
ネギ・生姜・人参・カボチャ・蕪・菜の花・たらの芽など、身体を温める温性の食べ物
■「腎」を補うのにおすすめの食べ物
塩・味噌・醤油などの塩辛い味をはじめ、昆布・ヒジキ・あさり・しじみ・エビなどの海藻や小魚類などの「鹹味」にあたる食べ物
そして乾燥の時期に気になることの一つにドライマウス(口乾)があげられます。
ドライマウスは口臭の原因となるだけでなく、唾液が減ることで口腔内の自浄作用も弱まりお口の健康を脅かす侮れない症状です。ただたんにお水を飲むのではなく、あたためたお湯やお湯からさました白湯、しょうが湯などで体の内側から潤し対策をすることもおすすめです。
氷入りの飲料や冷たいお水は全身の血流を冷やしてしまうのでおすすめいたしません。ちなみにルイボスティーはカフェインがないので女性に人気ですが、南国のハイビスカスからできているのであまり多飲をすると、体を冷やすといわれておりますので適度にお楽しみください。
食養生しても、睡眠時間をしっかりとっても、なんだか全然よくならないというようなお悩みの方には当院でご相談いただくことが可能です。必要に応じてはとなり駅・都立大学の「寺師玄和堂薬局」、もしくは少し離れますが銀座の「玄和堂診療所」での漢方相談をご提案することもございます。東洋・西洋医学の両面から患者様のおくちのサポートができるのも当院の特徴ですのでどうぞお気軽にご相談ください。