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こんにちは。目黒区・学芸大学駅近くの玄和堂歯科診療所です。
梅雨に入ると、なんとなく体がだるい、口の中がネバつく、食欲が出ない……そんなお悩みはありませんか?
実はこの時期、湿気が体内にたまりやすく、胃腸やお口のトラブルが起こりやすくなるのです。
今回は、**東洋医学の考えに基づいた「薬膳」**の知恵を取り入れながら、梅雨時期におすすめの食材とお口の健康との関係をご紹介します。
◆ 梅雨は“湿邪(しつじゃ)”の季節。体と口にも影響が!
東洋医学では、梅雨のような多湿な環境は「湿邪」と呼ばれる外的要因となり、
・胃腸の働きの低下
・体の重だるさ
・口臭や舌のネバつき
などを引き起こすとされています。
こうした変化は、お口の中の唾液分泌や免疫力にも影響を与え、歯周病や虫歯のリスクを高めてしまうことも。
◆ 薬膳で整える!梅雨の時期におすすめの食材
この時期は、「余分な水分を排出し、胃腸を整える食材」を選ぶのがポイントです。
同時に、口腔内の環境を整え、トラブル予防にもつながる食材をご紹介します。
① はと麦(ヨクイニン)
体の余分な湿気を取り、肌や粘膜にも良いとされます。
→口内炎や舌の荒れが気になる時にもおすすめ。
② 大葉(しそ)
香りが良く、食欲を刺激して消化を助けます。抗菌作用もあり、口臭対策にも◎。
③ 生姜(しょうが)
体を温めて湿を追い出します。唾液の分泌も促し、口の中の乾燥対策にも役立ちます。
④ 小豆(あずき)
利尿作用でむくみを改善。食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、口臭予防にも一役。
⑤ レモン・梅干し
酸味には唾液分泌を促進する効果があり、口の中を清潔に保つ助けになります。
◆ 食事で整えることは、お口の健康の第一歩
お口のトラブルは、実は体の不調のサインかもしれません。
唾液の減少、舌の荒れ、口臭などが気になるときは、胃腸の疲れが背景にあることも。
薬膳の知恵を毎日の食事に少しずつ取り入れることで、「体の中から整える」お口ケアが可能になります。
◆ 不調が続くときは、歯科でのチェックもおすすめ
「最近、口の中がネバつく」「舌が荒れている」「口臭が気になる」などの症状がある場合、歯周病やドライマウスのサインかもしれません。
玄和堂歯科診療所では、季節ごとの変化にも寄り添った診療を心がけています。
「ちょっと気になるな」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
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