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🦷上の親知らずの抜歯について
こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
親知らずの抜歯というと、「腫れる」「痛い」「怖い」というイメージを持つ方が多いですよね。
実は、上の親知らずは下の親知らずに比べて抜歯が比較的スムーズなケースが多く、
腫れや痛みも軽度で済むことが多いんです。
今回は、「上の親知らずを抜くときの注意点」「抜歯の流れ」「抜歯後の注意事項」についてわかりやすく解説します。
🪥上の親知らずはどんな歯?
上の親知らずは、上あごの一番奥にある第三大臼歯です。
まっすぐ生えている場合もあれば、斜めに傾いたり、頬側(外側)に倒れて生えたりすることもあります。
・食べかすがたまりやすい
・歯ブラシが届きにくい
・手前の歯(第二大臼歯)が虫歯や歯周病になりやすい
といったトラブルが起きやすいのが特徴です。
症状がなくても、レントゲンで位置や生え方を確認しておくと安心です。
🔍上の親知らずを抜くべきタイミング
以下のような状態のときは、早めの抜歯をおすすめします。
・頬や歯ぐきが腫れる・痛むことがある
・隣の歯との間に食べ物がつまりやすい
・むし歯や歯ぐきの炎症を繰り返す
・矯正治療や噛み合わせに悪影響を与えている
特に、手前の奥歯が健康なうちに抜いておくと、
将来的な虫歯や歯周病の予防にもつながります。
🩺抜歯の流れと所要時間
1️⃣ レントゲン・CT撮影で位置を確認
歯の角度や根の形、上顎洞(鼻の奥の空洞)との距離を確認します。
2️⃣ 局所麻酔を行い、痛みを感じにくくします。
当院では表面麻酔を使い、できる限り刺激を少なくしています。
3️⃣ 歯をゆっくりと動かしながら抜歯します。
上の親知らずは骨が比較的柔らかく、数分で抜けることもあります。
4️⃣ 止血・消毒を行い、ガーゼを軽く噛んでいただきます。
平均的な処置時間は10〜20分ほどです。
難しいケースでは口腔外科医が担当し、安全に行います。
🌿抜歯後の注意点
・当日は強くうがいをしない
・歯ブラシは抜いた部分を避けてやさしく
・出血が続く場合はガーゼを清潔なものに交換して噛む
・激しい運動・入浴・飲酒は控える(血流が増えて腫れやすくなるため)
痛みや腫れは1〜2日程度で落ち着くことが多いですが、
まれに頬が少し腫れたり、鈍い痛みが残ることがあります。
抗生物質や痛み止めを正しく服用し、無理をせず安静に過ごすことが大切です。
💬上の親知らずを抜いた後の影響
・食事:当日はやわらかいものを。翌日からは通常食でもOK。
・会話:上あごの場合は腫れが少ないため、日常会話に影響しにくいです。
・仕事・学校:多くの方は翌日から通常通りの生活に戻れます。
また、上顎洞との距離が近い場合は、鼻に違和感が出ることがあります。
その場合は経過観察し、必要に応じて処置を行います。
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📍玄和堂歯科診療所
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-16-18 ASAX学芸大学ビル303
学芸大学駅より徒歩2分|日曜も18:30まで診療
☎ 03-6452-3882
当院では、口腔外科専門医による親知らずの抜歯にも対応しています。お気軽にご相談ください。
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▶▶【次回予告】下の親知らずの抜歯について
監修:玄和堂歯科診療所 院長 寺師 史峰(てらし ふみたか)
💬よくある質問(FAQ)
Q:上の親知らずは必ず抜く必要がありますか?
A:痛みや腫れがある場合、または隣の歯に悪影響を与えている場合は抜歯をおすすめします。症状がなくても、レントゲンで位置を確認しておくと安心です。
Q:抜歯の痛みが心配です。
A:麻酔をしっかり効かせ、痛みを感じにくいように処置します。抜歯後の痛み止めも処方しますのでご安心ください。
Q:仕事や学校はいつから行けますか?
A:多くの方は翌日から通常通りの生活が可能です。腫れやすい体質の方は、2〜3日程度余裕を持つと安心です。

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