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こんにちは。
学芸大学駅から徒歩2分の 玄和堂歯科診療所 です。
近年、ニュースなどでも耳にすることが増えましたが、
金の価格は現在、過去最高値に近い水準で推移しています。
金は投資や資産の話題として注目されがちですが、
実は歯科治療とも無関係ではありません。
今回は、
金の価格高騰が歯科治療にどのように関係しているのか
について、歯科医師の立場から分かりやすくお話しします。
実は「金歯」だけの話ではありません
金の話題になると、
「金歯は高そう」
「自分には関係ない」
と感じる方も多いかもしれません。
しかし実際には、
いわゆる金歯だけでなく、保険診療で使われる銀歯にも金が使用されています。
保険診療で使われる金属は、
「金銀パラジウム合金」と呼ばれ、
金・パラジウム・銀など複数の貴金属を組み合わせて作られています。
そのため、
・金歯だけが特別に高価
・銀歯は金と無関係
というわけではなく、
歯科で使われる金属材料全体が、金属価格の影響を受けている
というのが実情です。
金の価格は日々変動しています
金の価格は、
世界情勢や経済状況、為替などの影響を受けて、
日々変動しています。
近年は、
不安定な国際情勢やインフレの影響もあり、
金の価格は上昇傾向が続き、過去最高値水準に達しています。
このような状況は、
歯科材料の調達コストにも影響を与えています。
それでも、保険診療の点数はすぐには変わりません
一方で、日本の歯科保険診療では、
治療費は「診療報酬点数」という国の制度によって定められています。
金の価格が過去最高値に達していても、
材料価格の変動が、すぐに治療費へ反映されるわけではありません。
診療報酬は、一定期間ごとに見直される仕組みのため、
市場価格が大きく動いた場合でも、
保険点数はしばらく据え置かれることがあります。
これは、
・患者さんにとっては費用が急に変わらない
・安心して治療を受けられる
というメリットがある一方で、
歯科医療全体としては制度上の制約を受ける側面でもあります。
「高い・安い」ではなく、背景を知ることが大切です
金の価格高騰というニュースを聞くと、
「歯科治療はこれから高くなるのでは?」
と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、歯科治療の費用は、
単純に材料価格だけで決まっているわけではありません。
日本の歯科医療は、
・保険制度
・治療の目的
・国としての医療の考え方
こうした背景の上に成り立っています。
玄和堂歯科診療所が大切にしていること
当院では、
材料や価格の話だけで治療を決めることはありません。
歯の状態、噛み合わせ、将来のリスク、
そして患者さんご自身のご希望を踏まえたうえで、
納得して選べる治療をご提案することを大切にしています。
最後に|ニュースの先にある歯科治療を考える
金の価格が過去最高値にあるという事実は、
歯科治療とも確かにつながっています。
ただし大切なのは、
価格だけに振り回されるのではなく、
その背景や制度を理解したうえで治療を考えることです。
このブログが、
歯科治療について少し立ち止まって考えるきっかけになれば幸いです。
🦷 よくある質問(FAQ)|金の価格と歯科治療について
Q1. 金の価格が過去最高値と聞きましたが、歯科治療に関係はありますか?
はい、関係があります。歯科治療で使われる金属材料には金が含まれるものがあり、金の価格変動は材料コストに影響します。ただし、すぐに治療費が変わるわけではありません。
Q2. 金歯だけが影響を受けるのですか?
いいえ、いわゆる金歯だけではありません。保険診療で使われる銀歯にも、金やパラジウムなどの貴金属が含まれています。そのため、歯科用金属全体が金属価格の影響を受けています。
Q3. 金の価格はどのくらいの頻度で変わるのですか?
金の価格は、世界情勢や経済状況、為替などの影響を受け、日々変動しています。近年は過去最高値に近い水準で推移しています。
Q4. 金の価格が上がると、すぐに歯科治療費も上がりますか?
いいえ。日本の保険診療では、治療費は診療報酬点数として国が定めており、材料価格が変動してもすぐに治療費へ反映される仕組みではありません。
Q5. 保険診療の点数はどのように決まっていますか?
保険診療の点数は、一定期間ごとに国が見直す制度です。材料価格や医療情勢などを踏まえて改定されますが、市場価格と常に連動しているわけではありません。
Q6. 金の価格が高い今、自費診療を選ぶべきでしょうか?
一概には言えません。治療法の選択は、歯の状態、噛み合わせ、耐久性、見た目、将来のリスクなどを総合的に考えることが大切です。当院では、それぞれの選択肢を分かりやすくご説明しています。
Q7. 金属価格が気になる場合、相談できますか?
はい。治療内容や材料について不安や疑問がある場合は、診察時にお気軽にご相談ください。状況に応じた選択肢をご案内します。

監修|院長
寺師 史峰
本記事は、金の価格高騰について歯科治療と治療費の考え方について、 一般的な情報としてまとめたものです。 どのような詰め物を選択するべきなのか?というのは症状やお口の状態により異なりますので、知りたいことがある場合にはかかりつけの歯医者さんへご相談ください。
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