|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

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医科歯科連携

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歯科医療連携で支える安心の歯科医療

歯科医療連携

基礎疾患をお持ちの方へ

玄和堂歯科診療所では、我が国における健康増進運動の背骨である「健康日本21」及び「8020運動」に標榜されている、医科と歯科が連携して国民の健康寿命を支えていく重要性を重視しています。日本では超高齢社会の進行とともに、高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中、骨粗鬆症、認知症など、何らかの基礎疾患を抱えた方が増えており、歯科にもそうした患者様が多く来院されるようになっています。

国民病としてよく挙げられる高血圧症は日本人の3人に1人が罹患しているともいわれております。また昨今では慢性腎臓病(CKD)も8人に1人が罹患しているともいわれており新たな国民病として挙げられております。その他にも、国民病予備群の候補は枚挙に遑がなく年齢を重ねていけばいくほど何らかの持病と付き合わざるを得ないと言っても過言ではありません。

2024年の保険点数改定では、「医科歯科連携」「地域包括ケア」が大きく取り上げられました。これは、歯科も地域医療の一翼を担い、医療機関や介護施設と密に連携する体制が今後ますます求められていることを意味しています。

当院では、以上の様な状況を踏まえた上で、患者様の全身状態や服薬状況をしっかり把握し、安全・安心な治療を行える診療体制の確認に努めております。

当院の医科歯科連携体制

当院では、東邦大学医療センター大森病院、日本鋼管病院をはじめとする多くの医療機関との連携体制を整えています。治療にあたり、必要に応じて主治医への確認や専門医への紹介も行っており、基礎疾患をお持ちの方にも安心して通院いただける環境です。

「持病があって歯の治療を受けるのが不安」「どこまで治療できるかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

歯科医療連携

各疾患に対する歯科治療の対応例

① 高血圧症

高血圧は、歯科治療中の血圧上昇によって心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることがあります。当院では生体情報モニターを使用しパルス酸素濃度、心電図、血圧等をリアルタイムで測定し局所麻酔時などの血圧変動に注意を払うほか、必要に応じて主治医と連携を取ることで、安全に治療を行っています。

② 糖尿病

歯周病と相互に悪化し合う関係にある糖尿病は、感染リスクや治癒の遅延が課題です。当院では血糖コントロール状況を踏まえ、医師と連携しながら安全な歯科治療を提供しています。

③ 心疾患(狭心症・心筋梗塞・不整脈など)

抗血栓薬を服用されている方は、出血の管理が重要になります。主治医と情報を共有し、薬の中止が必要か否かを慎重に判断したうえで、リスクの少ない治療を実施しています。

④ 脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)

言語・身体機能の障害がある方にも、負担が少なく治療を受けていただけるよう、丁寧な対応と医療機関との連携を行っています。

⑤ 骨粗鬆症

ビスホスホネート製剤やデノスマブを使用されている方は、顎骨壊死のリスクを踏まえた上での治療が必要です。事前の服薬確認を徹底し、安全性を担保した上で治療開始としております。

⑥ 呼吸器疾患(COPD・喘息など)

長時間の治療姿勢や口腔乾燥、感染リスクへの配慮が必要なため、必要に応じて主治医と連携し、無理のない治療環境を整えています。

⑦ 精神疾患(うつ病・統合失調症・不安障害など)

薬の副作用や通院への不安などを考慮し、患者様のペースを尊重した診療を実施。ご家族や主治医とも連携して、安心して通える環境づくりを心がけています。

⑧ 慢性腎臓病(CKD)

透析患者様や腎機能低下がある方には、使用薬剤の選定や止血管理などを重視し、腎臓内科と協力して治療にあたっています。

⑨ がん治療中・治療後

化学療法や放射線治療中の口腔ケアは、副作用や感染予防のために不可欠です。がん治療とのタイミング調整も含め、医療機関と連携して対応しています。

⑩ 認知症

コミュニケーションが難しい場合でも、ご家族や介護スタッフと協力しながら、負担の少ない治療と継続的な口腔管理を実施します。

⑪ メタボリックシンドローム

歯周病や動脈硬化のリスクが高まるこの状態には、生活習慣へのアドバイスも含めた包括的な歯科ケアを提供します。

全身の健康を支える歯科医療を

当院では、単なる「歯の治療」にとどまらず、「全身の健康」と「安心できる医療環境」の両立を目指しています。持病がある方や治療に不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

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