
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、歯の欠けやすき間、変色などを修復するための治療法のひとつです。歯に直接レジン(樹脂性プラスチック)を塗布し、光を照射して固めることで、自然な仕上がりを実現します。天然の歯と変わらない見た目で、審美面でも優れています。
ダイレクトボンディングは、歯を削る量が少なく、短期間で治療が完了するため、患者さまの負担を抑えながら美しい歯を目指せるのが特徴です。
ダイレクトボンディングは、以下のようなお悩みを持つ方や症例に適しています。
当院では、高品質なコンポジットレジンを使用しており、天然の歯に近い色調や透明感を得られます。保険適用のコンポジットレジン以外にも、細かいセラミックの粒子を混ぜたハイブリットセラミックをご用意しております。ハイブリットセラミックは自費診療となりますが、耐久性も高く、天然の歯により近いツヤを再現できます。
ダイレクトボンディングは、周囲の歯の色と調和させることが重要です。患者さまの歯の色に最適な色合いを選定し、違和感のない仕上がりを実現します。
ダイレクトボンディングは、天然歯を最大限に温存できる治療法です。当院では、可能な限り歯を削らず、最小限の処置で美しさと機能性を回復できるよう努めています。
一般的に、ダイレクトボンディングは経年劣化によるすり減りや変色が伴いますが、当院では耐久性に優れたレジン材料を厳選し、適切な研磨技術を用いることで、長期間美しさを維持できるよう工夫しています。
事前のカウンセリングで患者さまのご希望をしっかりと伺い、理想の仕上がりに近づけるよう努めています。見た目だけでなく、噛み合わせなどの機能面も考慮しながら、最適な治療計画を提案します。
1
カウンセリング・診察
口腔内を診察し、ダイレクトボンディングの治療が適応可能かを確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、むし歯などのチェックも行います。また、患者の希望に応じて仕上がりのイメージや治療の詳細を説明します。
2
色の確認
最終的に自然な仕上がりにするため、周囲の歯の色と調和する色を選択します。
3
歯の表面処理
歯の表面を軽く削った後、専用の薬剤を塗布して表面を処理します。この過程により、レジンがしっかりと密着しやすくなります。
4
レジンの塗布・成形
歯にレジンを少しずつ塗布し、形を整えながら層ごとに硬化させます。自然な仕上がりを目指して、細かく調整を行います。
5
仕上げと研磨
噛み合わせを確認しながら形を細かく調整します。形が整ったら、表面を滑らかに研磨し、自然な歯の光沢を出します。
6
最終チェック・アフターケア
噛み合わせを調整し、違和感がないかを確認します。治療後のケア方法についても詳しくご説明します。