8020達成を目指して──年代別に見る「歯を守るポイント」とは?|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

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8020達成を目指して──年代別に見る「歯を守るポイント」とは?

8020達成を目指して──年代別に見る「歯を守るポイント」とは?|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。

「8020運動」という言葉をご存知でしょうか?
これは“80歳で20本以上の自分の歯を保とう”という国の目標です。

厚生労働省と日本歯科医師会が推進するこの運動は、年々成果を上げており、実際に達成される方も増えています。2025/07/09号の日本歯科新聞によると8020達成率は61.5%という数字が発表されました。

ただし、自然に任せているだけではなかなか難しいのが現実。年齢によって口腔内のリスクは変化していきます。

そこで今回は、8020達成に向けて年代別に気をつけたいポイントと、**東京都目黒区歯科医師会が実施している「8020表彰制度」**についてご紹介します。


🔶 20代のあなたに大切なこと

20代は虫歯や歯周病のリスクが比較的低く、つい「痛くないから歯医者に行かない」という生活になりがちです。

しかし、歯並び・かみ合わせの異常、親知らずの影響、ホワイトニングへの関心の高まりなど、この世代ならではの歯の悩みも。

この時期に習慣づけたいこと:

  • 定期的な歯科健診(年2〜3回)

  • 正しい歯磨きとデンタルフロスの使用

  • 親知らずの経過観察や適切な抜歯

  • 食生活(甘い飲み物や間食のコントロール)


🔶 40代のあなたに大切なこと

働き盛りのこの世代。ストレスや生活習慣の乱れが影響し、歯周病の初期〜中等度が進行するリスクが高まります。

また、歯ぎしりや食いしばりによるトラブルも増える傾向にあります。

この時期に注意すべきこと:

  • 歯ぐきの出血や口臭の早期発見

  • 歯石除去・衛生士による徹底的なクリーニングなどプロケアの活用

  • くいしばり対策で睡眠中のマウスピース(ナイトガード)の検討

  • 歯周病予防と全身疾患のつながりについて知る


🔶 60代のあなたに大切なこと

60代は、歯を失う方がぐっと増えるタイミングです。実際、日本人の平均残存歯数は60代で急激に減少すると言われています。歯周病の進行や根っこの虫歯、被せ物の劣化など、慢性的なトラブルを未然に防ぐケアが不可欠です。

この時期に必要なこと:

  • 入れ歯やブリッジの正しいメンテナンス

  • 噛み合わせのチェック

  • 唾液量の確認とドライマウス対策

  • 定期的な口腔機能検査(咀嚼・嚥下機能)


🏅 東京都目黒区歯科医師会の「8020表彰制度」について

目黒区歯科医師会では、満80歳以上で自分の歯が20本以上ある方を対象に、「8020達成者」として表彰しています。

これは、日々のお手入れや定期的な歯科受診を継続してきた成果をたたえる制度で、対象者には記念品と表彰状が贈られるようですよ。


🦷 8020のカギは「定期メンテナンス」

8020を実現するために一番大切なのは、どの年代であっても**“自分の歯を守ろうという意識”と“習慣”**です。

「歯が痛くないから行かない」ではなく、「痛くならないように通う」ことが、将来の自分を守る最良の選択です。

玄和堂歯科診療所では、年代・ライフスタイルに応じた丁寧な予防歯科を行っています。どうぞお気軽にご相談ください。


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