
目次
こんにちは。学芸大学駅東口にある玄和堂歯科診療所です。
今回は、小児歯科として多くの親御さまからご相談いただく「子どもの歯の生え変わり」についてお話します。
乳歯(子どもの歯)は約20本、それが成長とともに抜け落ち、最終的に**永久歯28本(親知らずを含めると最大32本)**へと変化していきます。この「生え変わり」は、お口の中で行われる大工事ともいえる重要な成長段階です。
■ 歯の生え変わりの一般的なスケジュール
年齢 | 生え変わりの目安 |
---|---|
6歳頃 | 下の前歯の乳歯が抜けて永久歯が生え始める |
7〜8歳 | 上の前歯の生え変わり |
8〜9歳 | 前歯から奥歯へと順番に生え変わる |
10〜11歳 | 乳歯の奥歯が抜け、永久歯が生え始める |
12〜14歳 | 永久歯がすべて生え揃い、完成期へ |
※生え変わりのスピードには個人差があり、一般的に女の子のほうが少し早めに進行する傾向があります。
■ レントゲンで永久歯の状態をチェック
「うちの子、まだ前歯が抜けていないけれど大丈夫?」と不安な方も、歯科医院でレントゲン撮影を行うことで歯茎の中の永久歯の状態を確認できます。
今後の生え変わりスケジュールや、必要に応じて矯正や予防処置などの治療計画を立てる材料にもなりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
■ 幼若永久歯は虫歯リスクが高い!フッ素でしっかり予防を
永久歯が生えたばかりの時期(2〜3年)は、「幼若永久歯」と呼ばれ、まだ歯の構造が未成熟で柔らかく虫歯になりやすい状態です。
また乳歯も、永久歯よりもエナメル質が薄く、虫歯リスクが高いとされています。
この時期におすすめなのが、フッ素塗布やフッ素配合歯磨き粉の活用です。
フッ素には、歯を再石灰化させて強くする作用があり、虫歯予防に効果的です。
■ 年齢別|フッ素濃度の目安(歯磨き粉選びの参考に)*
歯磨き粉を選ぶときは、パッケージに記載されているフッ素濃度をぜひ確認してください。
-
3〜5歳:フッ素濃度 900〜1000ppm
-
6歳以上:フッ素濃度 1400〜1500ppm
チューブや箱の裏面に小さく記載されていることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
*参考:2023年4月19日一般社団法人 日本口腔衛生学会、公益社団法人 日本小児歯科学会、特定非営利活動法人 日本歯科保存学会、一般社団法人 日本老年歯科医学会の合同定義
■ 学芸大学で家族みんなの歯を守る歯医者さんとして
玄和堂歯科診療所では、お子さまの大切な「一生使う歯」を守るために、家族と同じ目線でサポートさせていただきます。
成長に合わせた予防・ケア・治療を行っておりますので、どんな小さなご相談でもお気軽にお声がけください。
「子供の歯医者さん探しが大変」
「こどもの歯も安心してまかせられる歯医者を探している」
「子どもの歯科医院は予約がなかなか取れなくて大変」
そんな方はぜひ一度ご来院ください。
📍玄和堂歯科診療所(公式サイトはこちら)
-
住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目16番18号 鷹番Kビルディング303号室
-
アクセス:東急東横線「学芸大学駅」東口より徒歩約2分
-
診療日:月・水・木・土・日(火曜・金曜・祝日は休診)
-
診療時間:
-
午前 9:30~13:00
-
午後 14:30~18:30
-
-
電話番号:03-6452-3882