
〜指しゃぶり・舌のクセが歯並びに与える影響〜
こんにちは。目黒区・学芸大学駅すぐの玄和堂歯科診療所です。
最近、保護者の方からよくこんなご相談をいただきます。
「子どもの前歯が出てきた気がするんですが…」
「指しゃぶりがなかなかやめられません」
「舌で前歯を押すクセがあるみたいで心配です」
これらは、実は**歯やあごの発育に大きく関わる“お口のクセ”**なんです。
今回は、「指しゃぶり」や「舌のクセ(舌癖)」がどんな影響をもたらすのか、またご家庭でできるサポートについてご紹介します。
🧒 指しゃぶりは何歳までOK?
赤ちゃんにとって指しゃぶりは、安心するための自然な行動。
でも、3歳を過ぎても続く場合は注意が必要です。
指しゃぶりが長く続くと…
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前歯が前に出てくる(出っ歯)
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噛み合わせが合わなくなる(開咬)
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あごの成長バランスに影響する
このように、口まわりに余計な力がかかり続けることで、噛み合わせやあごの形がゆがんでしまうことがあるのです。
やめさせ方のポイントは“無理なく”
「怒る」「叱る」といった方法では逆効果になることも。
寝るときに包帯で指を巻いたり、卒業をテーマにした絵本を読んだりと、子どもの気持ちに寄り添ったアプローチが効果的です。
👅 舌癖(ぜつへき)ってなに?
「舌で前歯を押す」「飲み込むときに舌が前に出る」などのクセを**舌癖(ぜつへき)**と呼びます。
こんな様子に心当たりはありませんか?
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食事中、舌がよく見える
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発音がはっきりしない
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前歯がうまく閉じない
これらは、舌の使い方や筋肉の発達に偏りがあるサインです。
放っておくと、噛み合わせのズレやあごの形に影響を与えることも。
👨⚕️ クセの改善から始めるお口の健康づくり
玄和堂歯科診療所では、お子さんの口腔内を総合的に診ながら、以下のようなサポートを行っています。
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指しゃぶり・舌癖のチェック
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舌や口まわりの筋肉のトレーニング
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ご家庭での声かけや工夫のアドバイス
クセの改善は、歯やあごの健やかな発育を促すうえでとても大切な“第一歩”です。
🦷「ちょっと気になる…」そんな時こそご相談を
お子さんのちょっとした習慣も、見逃さずにケアすることで、将来の歯の健康に大きく影響します。
「うちの子、大丈夫かな?」と少しでも気になったら、どうぞお気軽にご相談ください。
保護者の方と一緒に、お子さんの健やかな成長をサポートいたします。
📞 玄和堂歯科診療所(学芸大学駅から徒歩2分)
☎️ 03-6452-3882
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