
目次
こんにちは!
学芸大学駅東口すぐの「玄和堂歯科診療所」です。
前回のブログでは、「口内炎と食生活の関係」についてお話ししましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、
**「お口の健康が、全身にどう影響するのか?」**というテーマでお届けします。
本日の記事も、薬膳マイスター資格を持つスタッフが執筆しています。
お口の中は“体の鏡”──実は深いつながりがあるんです
「歯や歯ぐきのトラブルは、お口の中だけの問題」
そんなふうに思われがちですが、実はそれだけではありません。
薬膳や東洋医学の考え方では、口の中の状態は、体内のバランスや不調を映し出す“鏡”のようなものとされているんです。
たとえば、こんな症状に心当たりはありませんか?
-
歯ぐきが腫れやすい・出血しやすい
→ 脾や胃の働きが弱っていたり、体に“熱”がこもっている可能性 -
舌の色が白っぽい・むくんでいる
→ 冷えや水分代謝の低下、エネルギー不足のサインかもしれません -
口臭が気になる
→ 胃の熱や消化器系の不調によることもあります
こうした変化は、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどからくる体のSOSとして表れている場合があります。
つまり、「ちょっと気になるな…」というお口の違和感こそ、体からのメッセージとして大切に受け止めることが必要なのです。
玄和堂歯科診療所の“お口から始める全身ケア”
当院では、歯や歯ぐきのトラブルを単なる「局所の問題」として捉えるのではなく、
**“お口から全身を整える”**という視点での診療を大切にしています。
薬膳マイスターの知識を活かし、以下のような小さな不調にも丁寧に寄り添います:
-
「最近、なんだか疲れやすい…」
-
「寝てもスッキリしない」
-
「口の中が乾きやすい・口内炎が治りにくい」
-
「栄養が偏っている気がする」
こうした不調に対しては、食事の見直し+口腔ケアの両面からアプローチすることが効果的です。
“食”と“お口の健康”は、密接に結びついているのです。
今日からできる!“お口から元気になる”薬膳的食材と習慣
体調を整えながら、お口の中のトラブルもケアしてくれる、おすすめの食材をご紹介します。
◆ はと麦
体内の余分な水分を排出し、むくみ・湿気による重だるさを解消。
美肌効果もあり、口内炎や肌トラブルのある方におすすめ。
◆ 黒ごま
腎の働きをサポートし、骨・歯・髪の健康に◎。
アンチエイジングにも効果的で、歯ぐきの若々しさを保ちます。
◆ やまいも
消化吸収を助ける“脾・胃”を元気にしてくれます。
疲労回復、口の乾き、便秘などの改善にも役立ちます。
これらの食材は、毎日の食事に取り入れやすく、自然にお口の粘膜や歯ぐきを守る力を高めてくれます。
無理なく続けられる食習慣として、ぜひ試してみてくださいね。
歯科医院は「治す場所」から「守る場所」へ
現代では、歯科医院は“痛くなってから行く”場所ではなく、
**“健康を守るために通う場所”**へと役割が変わりつつあります。
私たち玄和堂歯科診療所では、
ただ治療をするのではなく、お一人おひとりの体質・生活スタイル・食習慣までを踏まえたサポートを心がけています。
「最近なんとなく調子が悪い」「口の中も気になる」
そんなときこそ、お口から始める健康づくりを見直すチャンスかもしれません。
どうぞお気軽にご相談くださいね。
🏥 玄和堂歯科診療所
公式サイトはこちら ▶︎
📍 〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目16番18号 鷹番Kビルディング303号室
🚉 東急東横線「学芸大学駅」東口より徒歩約2分
🦷 診療日:月・水・木・土・日(火曜・金曜・祝日は休診)
🕘 診療時間:
午前|9:30~13:00
午後|14:30~18:30
📞 電話番号:03-6452-3882