【歯学博士・関先生のアドバイス】舌の位置が子供の歯並びに与える影響|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

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【歯学博士・関先生のアドバイス】舌の位置が子供の歯並びに与える影響

【歯学博士・関先生のアドバイス】舌の位置が子供の歯並びに与える影響|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

学芸大学 玄和堂歯科診療所 歯学博士のアドバイス・小児歯科|舌の位置が子供の歯並びに与える影響について

舌の位置が子供の歯並びに与える影響

こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
当院で矯正歯科を担当する歯学博士・関 洋一郎先生から、舌の位置と歯並びの深い関係について解説いたします。

舌の正しい位置=「スポット」

舌には安静時の正しい位置があり、それを「スポット」と呼びます。
スポットとは上の前歯の少し後ろにある、口蓋(こうがい:上あごの天井)のふくらんだ部分のことです。
舌がこの場所に軽く触れている状態が理想で、歯並びの安定、顎の発育、鼻呼吸の維持に欠かせません。(絶対に前歯には触れません)

舌がスポットに収まっていることで、歯や顎にかかる力のバランスが整い、健康的な発育につながります。

舌の位置が悪いとどうなる?

舌が常に下顎の中に位置したり、前に突き出ていたりすると「舌癖」となり、歯並びの乱れを引き起こします。

  • ◆ 出っ歯(上顎前突):舌で前歯を押す癖により、前歯が前方に傾く
  • ◆ 開咬:舌を前に突き出すことで、前歯が噛み合わず隙間ができる
  • ◆ ガタガタの歯並び:舌の圧力が不均一になり、歯が並びにくくなる

家庭でできる舌のトレーニング(MFT)

関先生は「舌の正しい位置を意識させることが、将来の歯並びの安定に大きく役立つ」とアドバイスしています。
ご家庭でも取り入れやすいトレーニングには以下のようなものがあります。

  • ◆ 舌先をスポットに置き、唇を閉じて鼻呼吸をする
  • ◆ 「あいうべ体操」を一日20回行う
  • ◆ 水を一口含み、舌で上あごに押しつけながら飲み込む(歯を押さない)
  • ◆ ストローを使った吸う練習で口周りの筋肉を鍛える

 

舌癖は自然に治ることが少なく、放置すると歯並びに悪影響を与え続けます。
学芸大学の玄和堂歯科診療所では、関先生が口腔筋機能療法(MFT)を取り入れながら、歯列矯正と合わせて総合的にサポートを行っています。
お子さまの成長段階に合わせたケアは小児歯科で、歯並びや噛み合わせの専門相談は矯正歯科で承っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 舌の位置が悪いと本当に歯並びが悪くなりますか?
A. はい。舌は歯を動かすほど強い力を持っており、前歯が出たり隙間ができる原因になります。気になる方はまず小児歯科でご相談ください。

Q2. 舌の癖は自然に治りますか?
A. 多くの場合、自然には改善しません。専門的な指導やトレーニングが必要です。MFTを含む総合的な対応は矯正歯科が担当します。

Q3. 舌のトレーニングは家庭でもできますか?
A. 簡単な練習は可能ですが、効果的に行うには歯科医院で正しい方法を学ぶことが大切です。年齢や癖の程度により、小児歯科矯正歯科が連携してサポートします。

まとめ

舌の位置は見た目の歯並びだけでなく、顎の発育や呼吸機能にも大きく影響します。
学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所では、院長による咬合発育相談だけでなく、歯学博士・関 洋一郎先生による専門的な歯列矯正相談も行っています。
「舌を前に出す癖がある」「飲み込み方が気になる」と感じたら、小児歯科矯正歯科のページも参考に、ぜひお気軽にご相談ください。

📞 ご予約・お問い合わせ:03-6452-3882


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