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こんにちは、学芸大学駅から徒歩すぐの玄和堂歯科診療所です。
「最近、前より歯のすき間が目立ってきた気がする」
「食べ物がよく詰まるようになった」
「鏡を見ると、歯ぐきの位置が変わった気がする」
こうした変化、実は加齢や生活習慣による“歯周病”が原因になっていることも少なくありません。
今回は、歯のすき間が広がる原因と、そのままにしておくリスク、そして対策法について、歯科の視点から詳しくお話しします。
◆ なぜ、歯のすき間が広がるの?
歯は本来、しっかりと骨と歯ぐきに支えられて並んでいます。
ところが、40代以降になるとすき間が目立ってくる人が増えるのです。
主な原因はこの3つ:
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歯周病による歯ぐきや骨の後退
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噛み合わせや歯ぎしりによる歯の移動
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加齢による自然な歯列の変化
中でも特に多いのが「歯周病によって支えが弱くなる→歯が動きやすくなる→すき間が広がる」というパターンです。
◆ 歯周病が“すき間”を広げるメカニズム
歯周病になると、歯を支える骨(歯槽骨)や歯ぐきが少しずつ溶けていくため、歯がグラつき始めます。
そうなると…
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歯が外側に倒れてくる
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噛む力で前方に押される
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隣の歯との接触が弱まり、すき間ができる
といった変化が起こるのです。
特に下の前歯や奥歯の内側にこの傾向が出やすく、食べ物が詰まりやすくなる・見た目の老化を感じるといったお悩みが多く寄せられます。
◆ そのまま放置すると、どうなる?
「ちょっとすき間ができたくらいで、歯医者に行くほどじゃない」と思われがちですが、実はそこからさらなる問題が進行してしまう可能性もあります。
放置すると起こりうること:
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さらに歯周病が進み、歯のぐらつきや抜け落ちに
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食べカスが詰まりやすくなり、虫歯や口臭の原因に
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噛み合わせがズレて顎の違和感や頭痛につながることも
だからこそ、「すき間」はお口からのSOSのサインとして見逃さないことが大切なのです。
◆ すき間を広げないための対策・治療法
▶ 歯周病のチェックとケア
まずは歯周病の有無をチェック。
軽度のうちに発見できれば、歯石除去やホームケアの見直しで進行を止めることができます。
玄和堂歯科診療所では、保険診療内でのまず歯周組織検査をし現状を把握したうえでクリーニングを行い、必要に応じてケア方法のアドバイスも丁寧に行っています。
▶ 歯の動きを抑える処置
すでに歯が傾いていたり、すき間が目立つ場合には
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歯の動きを抑えるスプリントの装着
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必要に応じた矯正的アプローチ
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審美面への対応(形の補正や補綴治療)
など、ご希望に応じて複数の方法を検討できます。
▶ 噛み合わせ・歯ぎしりの見直し
歯ぎしりが強い方や噛み合わせのアンバランスがある方には、マウスピースの使用や咬合調整をおすすめすることもあります。
◆ 学芸大学で「歯のすき間」が気になったら、早めのチェックを!
「気づいた時にはもう手遅れだった」
歯周病によるすき間は、静かに進行するのが特徴です。
玄和堂歯科診療所では、“見た目”と“健康”を守るお口のケアも提供しています。
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見た目の変化が気になる
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食べ物が詰まりやすい
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歯ぐきが下がってきた気がする
そんな方は、お気軽にご相談ください。
一緒に、お口の中から“若々しさ”を取り戻しましょう!