正しく知りたい歯科麻酔の種類と玄和堂歯科の取り組み ~専門医のご紹介も~|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-16-18 鷹番Kビルディング303号室
03-6452-3882
ヘッダー画像

正しく知りたい歯科麻酔の種類と玄和堂歯科の取り組み ~専門医のご紹介も~

正しく知りたい歯科麻酔の種類と玄和堂歯科の取り組み ~専門医のご紹介も~|玄和堂歯科診療所|学芸大学駅の歯科・歯医者

こんにちは、学芸大学駅東口から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。

今回は、歯科治療に使用される麻酔の種類について解説いたします。

また、当院の麻酔科専門医である古賀裕揮(こがゆうき)先生のご紹介もさせていただきます。

歯医者での治療と聞くと、「痛そう」「怖い」と感じる方も多いと思います。

そんな不安を和らげるために大切なのが、適切な麻酔の選択と管理です。

昨今インターネット上には誤った麻酔情報が見られることがありますが、当院では正確な医療情報をお伝えすることを大切にしています。


◆ 歯科治療に使われる麻酔の種類【正確な知識で安心を】

1. 表面麻酔

針を刺す前にジェル状やスプレータイプの麻酔薬を粘膜に塗布し、注射の痛みを軽減します。特にお子様や注射が苦手な方に有効です。当院ではジェル状のバナナの香りがする表面麻酔を使用しております。

2. 浸潤麻酔

最も一般的な局所麻酔です。歯やその周辺組織に直接麻酔薬を注入し、治療中の痛みを感じにくくします。当院では極細の針と体温に近い麻酔液を使用し、刺すときの刺激をできる限り抑えています。

3. 伝達麻酔

下顎の奥歯などに治療を行う際、神経の根元をブロックする方法です。広範囲にわたって効くため、処置が必要な部位が多い場合に適しています。

4. 静脈内鎮静法(セデーション)

治療への強い不安や恐怖心がある方に適しています。点滴で鎮静薬を投与し、うとうとしたリラックス状態で治療が受けられる方法です。意識は完全には消失せず若干のこる状態(健忘作用があるため術中のことは記憶としては明確には残らないことが多いです)ですが、不快感や緊張が大きく緩和されます。また自発呼吸を妨げる様な筋弛緩薬を使用する全身麻酔とは術式も異なりますので、人工呼吸器を使用するような術式とはなりません。また術後の管理も全身麻酔に比較して患者様の負担は少ないことが特徴です。(患者様が手術後に帰宅までに要する待機時間が数時間異なります。)

5. 笑気麻酔【当院では使用しておりません】

「笑気ガス」と呼ばれる一酸化二窒素を吸入することでリラックス効果が得られる麻酔法です。小児や恐怖心が強い方に使われることがありますが、効果に個人差があり、心疾患・妊娠中の方には注意が必要です。

当院ではより確実で医学的根拠のある静脈内鎮静法を採用しており、笑気麻酔は導入しておりません。


◆ 玄和堂歯科での麻酔へのこだわり

当院では、患者様の体調や心理状態、治療内容に応じて、最も適切で安全な麻酔方法を選択しています。

●表面麻酔+浸潤麻酔の組み合わせで注射の痛みを最小限に

●麻酔薬の温度管理により違和感を軽減

●緊張の強い患者様には静脈内鎮静法を提案。

 手術時には安全担保に必須の酸素投与装置、心電図モニター、薬剤持続注入用ポンプ等の必要器材での全身管理下で行われることはもちろん、麻酔深度の調整は執刀医とは別に麻酔科専門医が慎重に行います。

●安全性の高い日本製麻酔薬を使用

●麻酔そのものの知識を持つことで、治療への恐怖も和らぎます。お気軽にご相談ください。


◆ 麻酔科専門医 古賀裕揮(こが ゆうき)先生のご紹介

古賀先生は、東邦大学医学部卒業後、麻酔科歴12年以上の豊富な臨床経験を積んできました。

「患者さんの不安を最小限に、丁寧で正確な治療を行う」をモットーに、麻酔管理を含めた全身の健康に配慮した診療を行っています。

大変気さくで話しやすい先生ですので、麻酔下での歯科治療に不安がある方もきっと安心してご来院いただけます。


◆ まとめ

麻酔について正しい知識を持つことは、安心して歯科治療を受ける第一歩です。

玄和堂歯科診療所では、学芸大学エリアで信頼できる歯医者を目指し、正確で丁寧な医療情報を発信しています。

ご自身の体に合った麻酔方法や治療のご相談は、ぜひ当院へお気軽にどうぞ。

◆ よくあるご質問(Q&A)

Q1:静脈内鎮静法は保険適用されますか?

A:通常の歯科治療における静脈内鎮静法は自費診療となります。ただし、難症例の親知らずの抜歯や手術的処置など、医科との連携や全身管理が必要な場合に限り、保険適用となることもございます。詳細は事前にご相談ください。

Q2:静脈内鎮静法が受けられない持病はありますか?

A:はい、重度の心疾患、呼吸器疾患(特にCOPDや無呼吸症候群)、重度の肝・腎機能障害、妊娠中の方などは静脈鎮静麻酔が適さない場合があります。当院では、必要に応じて主治医との連携を図り、安全な治療が可能かどうかを判断しています。

Q3:静脈鎮静を受けるには入院が必要ですか?

A:いいえ、当院の静脈内鎮静法は日帰りで可能な処置です。点滴による投薬後、リカバリールームで休んでいただき、安全を確認してからご帰宅いただきます。ただし、当日は自動車・バイク・自転車の運転は禁止となりますので、公共交通機関またはご家族の送迎をご利用ください。

Q4:麻酔をする日にマニキュアや服装などの制限はありますか?

A:はい、以下の点にご注意ください。

  • マニキュア・ジェルネイル・つけ爪は外してきてください。

    → 酸素濃度を測定する「パルスオキシメーター」は指先で測定します。マニキュアやジェルネイルがあると正確に測定できない場合があります。

  • 締め付けのない、ゆったりとした服装でお越しください。

    → 血圧計や点滴を装着しやすいよう、袖のまくりやすい服がおすすめです。ワンピースよりも上下が分かれた服装が望ましいです。


ご不明点がある場合は事前にお問い合わせいただければ、個別にご案内いたします。

玄和堂歯科診療所(公式サイトはこちら

  • 住所:​〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目16番18号 鷹番Kビルディング303号室

  • アクセス:​東急東横線「学芸大学駅」東口より徒歩約2分

  • 診療日:​月・水・木・土・日(火曜・金曜・祝日は休診)

  • 診療時間

    • 午前 9:30~13:00

    • 午後 14:30~18:30

  • 電話番号:​03-6452-3882

ページトップに戻る