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口臭の原因は歯周病だけじゃない?意外な原因とセルフケア
こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
「口臭が気になるけど、歯周病じゃないと言われた…」そんな経験はありませんか?
実は口臭には、歯周病以外にもさまざまな原因があります。今回はその意外な原因と、ご家庭でできるセルフケアについてご紹介します。
よく知られている口臭の原因
✔歯周病:歯ぐきからの出血や膿が、特有のにおいを発生させます。
✔舌の汚れ(舌苔):舌の表面にたまる細菌のかたまりがにおいのもとになります。
✔虫歯:進行した虫歯の穴に食べかすや細菌が溜まり、強い口臭を生じることがあります。
実はこんな原因も!意外な口臭の正体
✔口の乾燥(ドライマウス):唾液の分泌が少ないと、細菌が増えやすくなりにおいが強くなります。
✔食生活:にんにくやアルコールだけでなく、糖質の多い食事も口臭を悪化させることがあります。
✔胃腸や全身の不調:逆流性食道炎、糖尿病、肝臓・腎臓の病気が口臭に影響するケースもあります。
✔ストレス:緊張やストレスにより唾液が減少し、口臭が出やすくなります。
口臭に気づく理由TOP5
実際に患者さまが「口臭が気になる」と歯科医院に相談されるきっかけには、次のようなものがあります。
- 家族や友人に指摘された
最も多いケースです。自分では気づきにくいため、周囲からの一言が来院のきっかけになることがあります。 - マスクをしたときに自分で感じた
コロナ禍以降、「マスクの中で自分の口臭に気づいた」という方が急増しました。 - 朝起きたときの強いにおい
寝ている間は唾液が減少するため、起床時に特に強い口臭を感じる方が多いです。 - 仕事や人前での会話中に気になる
営業職や接客業など、人と近距離で話す場面で「もしかして」と不安になるケースです。 - 歯磨きやデンタルケアをしても改善しない
セルフケアを徹底しても口臭が続くと、病気が隠れている可能性を疑うきっかけになります。
ご家庭でできるセルフケア
◆正しい歯磨きとフロスの習慣:歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用しましょう。
◆舌の清掃:専用の舌ブラシでやさしくケアすることで、舌苔を減らせます。
ただし、正しい頻度と方法で行わないと舌を傷つけ逆効果になるので注意が必要です。
◆水分補給:こまめに水を飲むことで口の乾燥を防ぎます。
◆規則正しい生活:バランスの良い食事や十分な睡眠が唾液の分泌を助けます。
歯科医院でできる口臭対策
セルフケアを行っても口臭が改善しない場合は、歯科医院でのチェックがおすすめです。
当院では以下のようなサポートを行っています。
◎歯石やプラークの除去(プロのクリーニング)
◎ドライマウスの相談・ケア方法のご提案
◎生活習慣や食生活に関するアドバイス
よくある質問(FAQ)
Q1. 口臭があるかどうか、自分で確認する方法はありますか?
A. コップに息を吹きかけてすぐ嗅ぐ方法や、デンタルフロスのにおいを確認する方法があります。ただし正確な診断は歯科医院でのチェックが必要です。
Q2. 市販のマウスウォッシュで口臭は治りますか?
A. 一時的ににおいを抑える効果はありますが、根本的な原因(歯周病・虫歯・舌苔など)を解決しなければ改善しません。
Q3. 口臭外来は受診した方がいいですか?
A. セルフケアや一般歯科治療で改善しない場合は専門外来を受診するのも有効です。当院でも歯周病やドライマウスを中心に診療しています。
まとめ
口臭の原因は歯周病だけではなく、生活習慣や全身の健康状態とも深く関わっています。
気になる口臭を「体からのサイン」と考え、早めのチェックをおすすめします。
学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所では、歯周病治療からドライマウス・生活習慣のご相談まで幅広く対応しております。
お気軽にご相談ください。
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