
こんにちは。学芸大学駅から徒歩2分の玄和堂歯科診療所です。
「舌がピリピリする」「口内炎がなかなか治らない」――そんな経験はありませんか?
舌の痛みは軽い炎症から専門的な治療が必要な病気まで、原因はさまざまです。
舌の痛みの主な原因
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口内炎
疲労やストレス、栄養不足で発症しやすい。数日〜1週間で自然に治癒することが多いです。 -
舌痛症(ぜっつうしょう)
見た目に異常がないのに、ヒリヒリ・灼熱感が続く慢性的な症状。更年期やストレスが関係することもあります。 -
外傷・入れ歯や詰め物の刺激
舌に常に当たる部位があると慢性的な痛みや傷に。 -
カンジダ症などの感染症
舌の白苔や味覚の変化を伴うことがあります。
口腔外科での対応
正確な診断
舌の痛みは見た目だけでは判断が難しいため、問診や検査が重要です。
原因に応じた治療
✔口内炎 → 抗炎症薬や塗り薬
✔舌痛症 → 薬物療法+生活習慣の改善
✔義歯や詰め物が原因 → 調整・修正
✔感染症 → 抗真菌薬や抗菌薬
受診の目安
✔2週間以上痛みが続く
✔舌の片側だけにしこりやただれがある
✔飲食が困難になるほどの痛み
こうした場合は、自己判断せず口腔外科を受診してください。早期発見・早期対応が大切です。
舌の不調は「ちょっとしたこと」と見過ごされがちですが、生活の質に直結します。
気になる症状がある方は、お早めに当院へご相談ください。
📝 FAQ(舌の痛み)
Q. 舌が痛いのは口内炎だけが原因ですか?
A. 口内炎のほか、舌痛症・感染症・義歯や詰め物の刺激なども原因になります。
Q. 舌痛症とは何ですか?
A. 舌に見た目の異常がないのに、ヒリヒリや灼熱感が慢性的に続く症状で、比較的よくみられる症状です。更年期やストレスが関係することがあります、また局所的刺激によることが多いとされていますが舌痛は全身疾患の一部として現れることもあり、たいていの場合は原因を特定することが困難で不定愁訴として片付けられてしまうことも少なくありません。唾液量の変化、金属アレルギーなど原因が特定できる症例は幸いですが、まれに舌癌などの悪性病変のサインとして症状が現れることもありますので正しく鑑別する必要があります。
Q. どのくらい痛みが続いたら受診すべき?
A. 2週間以上続く場合、しこりやただれがある場合、飲食に支障がある場合は口腔外科受診をおすすめします。