「歯を抜くって聞くと、正直ちょっと怖い…」

そんな不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

玄和堂歯科診療所（学芸大学）では、患者さんの不安を少しでも和らげられるように、抜歯の必要性・流れ・当日の注意点まで丁寧にご説明しています。

この記事では、抜歯の基本的な流れと、安心して臨むためのポイントをわかりやすくご紹介します。

---

なぜ歯を抜かなければならないの？

抜歯が必要になる理由はさまざまですが、代表的なものはこちらです。

• 虫歯が進行し、根っこまで大きく壊れている

• 重度の歯周病で歯がぐらついている

• 親知らずが斜めに生えて炎症を起こしている

• 根の先に膿が溜まって治療ができない

• 矯正治療のために抜歯が必要

もちろん、抜かずに残せる可能性がある場合は最大限検討しますが、「残すことで他の歯に悪影響が出る」と判断したときに初めて抜歯を検討します。

---

歯を抜く当日の流れ

① 診察・説明

レントゲンやお口の状態を確認し、抜歯が必要かどうか、抜いた後の治療方法も含めてご説明します。

② 麻酔

局所麻酔を使用します。表面麻酔を使用して、針を刺すときの痛みも最小限に抑えています。

③ 抜歯

歯の状態に応じて、専用の器具で歯をゆっくりと動かしながら抜いていきます。ぐらぐらの歯なら1～2分程度、根の状態が複雑な歯では20～30分かかる場合もあります。

④ 止血・縫合（必要に応じて）

出血が落ち着くまでガーゼをしっかり噛んでいただきます。必要があれば縫合し、1週間後に抜糸します。

歯を抜くときの道具ってどんなもの？

「抜歯ってどんな道具を使うの？」

そんな疑問を持たれる方も少なくありません。

玄和堂歯科診療所では、専用の歯科器具を使い、できるだけ歯や歯ぐきへの負担が少ない方法で抜歯を行っています。

以下は、実際に使われる代表的な器具です。

---

① エレベーター（ヘーベル）

まず最初に使うのがこの器具。小さなてこのような形をしていて、歯と骨の間にゆっくり差し込んで、歯をゆらしながら少しずつ動かします。

患者さんの中には「グリグリと押されるような感覚」とおっしゃる方もいますが、痛みはなく、圧迫されるような感触だけです。

---

② 抜歯鉗子（ばっしかんし）

歯をしっかりつかんで、ゆっくりと引き抜くためのペンチのような道具です。

実はこの鉗子も、歯の部位や形によって何種類も使い分けています。たとえば、前歯用・奥歯用・上あご用・下あご用など、それぞれに適した形があります。

引っこ抜くというより、回転させたり、少しずつゆすりながら自然に抜けるのを助けるようなイメージです。

---

③ 手術器具（必要に応じて）

歯ぐきに埋まっている親知らずなどの場合は、メスやドリルを使用して歯ぐきを開いたり、歯を少しずつ分割して取り出すことがあります。

この場合も局所麻酔をしっかり効かせ、術中の痛みは感じないように細心の注意を払って進めます。

---

道具の見た目にびっくりしないで

医療器具は見た目がちょっと無骨だったり、緊張する方もいらっしゃると思います。

ですが、すべては「安全に」「やさしく」「確実に」歯を抜くために必要な道具たちです。

玄和堂歯科診療所では、無理に力をかけるのではなく、道具をうまく使って、患者さんにとって最小限の負担で抜歯を行っています。

---

このように、歯を抜く処置は「技術と道具の合わせ技」でやさしく行うことができます。

不安な点があれば、どんなことでも事前にお話しくださいね。

---

抜歯後に気を付けること

• 強くうがいをしすぎない：血のかさぶたが取れてしまうと「ドライソケット」になり、強い痛みの原因になります。

• 当日は激しい運動・飲酒を避ける

• 処方されたお薬は指示通りに飲む

• 冷たい物・熱すぎる物・硬い物は避ける

• 麻酔が切れるまでの食事は控える

また、抜歯後の腫れや痛みは1～2日程度で落ち着いてくるのが一般的です。

---

学芸大学で「できるだけ痛くない」抜歯を受けたい方へ

玄和堂歯科診療所では、患者さんの負担を最小限にするために、丁寧でスムーズな抜歯を心がけています。

「抜歯って怖いな…」と思っている方にこそ、当院で安心して治療を受けていただきたいと考えています。

事前に「どういう手順か」「どんなリスクがあるか」をしっかりご説明し、納得いただいてから処置に入ります。

また、抜いた後の治療（ブリッジ・入れ歯・インプラント）についてもトータルでご相談いただけます。

---

よくあるご質問（Q&A）

Q1. 抜歯は痛いですか？

A. 局所麻酔を使用するため、**処置中の痛みはほとんどありません。**ご希望があれば麻酔量や方法も調整します。

Q2. 麻酔が切れたあと痛みは出ますか？

A. 痛み止めを処方します。2～3日は多少の違和感がありますが、強い痛みが続くようであればすぐにご連絡ください。

Q3. 親知らずの抜歯も対応していますか？

A. はい、横向きや埋まっている親知らずにも対応可能です。CTを用いた画像診断をもとに安全な抜歯をご提案いたします。

---

学芸大学エリアで、抜歯も安心してお任せいただける歯科医院をお探しの方は、玄和堂歯科診療所へ。

玄和堂歯科診療所（公式サイトはこちら）

• 住所：​〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目16番18号 鷹番Kビルディング303号室

• アクセス：​東急東横線「学芸大学駅」東口より徒歩約2分

• 診療日：​月・水・木・土・日（火曜・金曜・祝日は休診）

• 診療時間：

  • 午前 9:30～13:00

  • 午後 14:30～18:30

• 電話番号：​03-6452-3882